金魚のきれいな赤色は遺伝が関係していますが、きれいな赤色も飼い方しだいでは
朱色になりだんだんくすんできてしまいます。ではどうするか！？
エサと太陽光で綺麗な赤を作ることができます。
餌は色揚げ用（一般的に赤色のエサ）の文字が書いてある餌を与えると効果が
あります。といってもすぐ真っ赤かにはなりません。気長に与えてください。
室内のガラス水槽飼育では屋外の池などで飼っているのと同じような色、艶には
なりません！
どうしてもきれいな色にしたい時は時々屋外で太陽の光があたるところでの飼育（池）を
こころみてください。
屋外の飼育は太陽光の関係から水が緑色になってきます。これは色揚げに有益なプランクトン
が発生しているからです。金魚はこれを自然に食することができるため、屋外では太陽光以外の
相乗効果を得ることができます。
色揚げ用の餌は消化があまりよくないため、水温が低い時は与える量に注意してください。
室内飼いはどうしても色が薄くなります。
熱帯魚と一緒に飼育している場合は金魚は異常に大きくなります、この時色揚げ餌を与えていないとすぐに、淡い色の金魚になってしまいます。
逆に室内飼いに向いている金魚もいます。東錦などキャリコ模様の金魚は明るすぎたり、太陽光が強すぎると黒色や青色が飛んでしまいます。
キャリコ模様は飼い方次第で作り変えることができる奥が深い模様です。
